Mariage

王族や貴族、騎士や兵の不正を監察する役目を代々受け継いできた清貧の公爵家。

血筋的には王家相当だが、敢えて王とならず下で尽くすとしたため公爵地位が約束された血筋。
信憑性高い噂では、父親が以前に何か大勢の王族や貴族も巻き込む大問題を知り、

それを報告をしたところ、兄が毒殺されかけ身重の母は攫われかけ。
家族を守る為にそれまでの家も地位も騎士としても捨て、

ルミナスの森の知己を頼り精霊に加護された精霊の隠れ庵で安住の時間を過ごし、

マリアージュはそこで生まれました。
それでも安心しなかった中央の権力者たちに、最近は居場所がばれ、

母と共に父は亡くなり、それには魔物も関わっているとの話（真実）。
兄の王都への召喚も、理由を付けて死に至らしめる為とのこと。
兄を守るため、父母の敵を探すためにも。

少女は大事な髪を切り王都へと乗り込んだのです。
後ろめたいことをしている、したことがある王族や貴族には邪魔な家系です。

逆に、助けてくれる王族や貴族も少なくはありません。