Mariage

男装しまして鎧姿のマリアージュ

自分で後ろ髪を短く切ったような姿で、

後ろは斜めになっています。

鎧は頂き物のブレストプレート、とても軽い素材で出来ているそうです。

鎧の重さに潰されなくて、ちょっとはしゃいでしまっています♪。

鎧の下は、学院騎士クラスのショート丈の白い外套と、運動着代わりにもなるインナー。

外套の裾にレースが付いていますのは、マリアージュのお手製。ちょっとでも可愛くしてみたかったのです。

これでも、マリアージュは立派な男装をしているつもりでして、男装がだれにもばれないほど完璧だって自信満々です。

（そもそも、男とか女とかもきちんと判っていない子　

　なのです。「お兄様が男の人で、髪が短め」と、

　それだけで「髪を短くしましたらお兄様に替わって

　も大丈夫なのです」って、信じ切っているだけなの

　です）

お金があるご子息ですと、自分の鎧や鎧の下に着る服やインナーも自分で準備します。

マリアージュは貰い物や自分で作ってしまうもの以外は、お金もないので支給されたものばかりなのです。