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Mariage
病弱な4歳上の18歳の兄が地位を継ぐために騎士にと王都に召喚されたました。
でも、両親の不慮の死去が謀略だという噂を本当に偶然に、弔問に来られたエルフさん
から聞いて知ってしまい。王都に行くつもりがなかった兄に代わり、ケイン(兄)として
髪を切り男装して王都に来た少女。
極度の方向音痴で地理も全然判らないので王都まで辿り着いたのは本当に奇跡に近くて、
主に動物さん達のリレーで辿り着いたのです。
偶然、初めに出会えた貴族が父に好意的な方でしたので、服や騎士教育としての学院入学が
本当に奇跡で出来たのでした。
コンラート公爵家や父親、母親、兄、マリアージュには懸賞金が色々と掛けられています。
・コンラート公爵家や父親に好意的な王族や貴族からは「無事に連れてきて保護できれば懸賞金」が。
・父親の知識や知った事を葬りたい後ろ暗い王族、貴族や裏の社会の組織や魔族は
「父親や兄に対しての生死不問での懸賞金」が。
・知り他に対して有利にしたいというなら「父親や兄に対しての生存捕縛への懸賞金」が。
・母親やマリアージュの神々の贄巫女としての力を望む王族や貴族、商人や裏の組織や魔族は
「母親やマリアージュを生存捕縛への懸賞金」が。
それぞれ色々な金額がついております。
金額はそれなりのモノから、広大な土地も大勢の人も城みたいな屋敷も買って
三代に渡って浪費して遊んで暮らせるぐらいまで、さまざまです。
学院で基礎を学びながら、同時に騎士としても覚えて行かなければならない状況。
生まれ育ちのため、時折、良家の子女の所作が出てしまいますし、
嘘をつくのも人が多いのも、雷とかも苦手。
ルミナスの森の奥深く、精霊の庵の周りからほとんど出たことがない育ち方をしたため、
男性も父親や兄、礼儀正しい父親の部下の聖騎士、時々訪れるエルフさんなど数えられる
ぐらいの方としか話したことがなく、世間ずれが甚だしいです。
父母の敵(かたき)をと思っておりますが、根は性善説派で綿菓子より甘い性格、
隙がとっても多いです。
女の子であることは、知る人は既に知っておりますし。
知っておられなくても、簡単に判ってしまいますぐらいの男装コスプレしかできてません。
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